あられ おかず お寺 お店 お弁当 お正月 からあげ かりんとう すき家 すき焼 すし すみだ川 せんべい たこ焼き やきとり エビフライ オペラ カトレア カフェ カレー クリームシチュー ケーキ コスモス コロッケ コーヒー ショッピング セブンイレブン デンキブラン ドミノピザ ドーナツ ニラ玉 ハイカラ パワースポット パン ビーフシチュー ファミレス フラワーガーデン フラワーパーク 一口茶屋 七福神 三好逹治 三崎町 三越 上野 両国 中華 串焼き 丸善 亀家本舗 亀戸 亀戸天神 人形焼 伊勢屋 伝通院 公園 刎橋 化物 千葉 古川緑波 吉原 向嶋 和菓子 四谷 国木田独歩 夕食 夕飯 大川端 天祖神社 奥戸フラワーパーク 寺田寅彦 寺社仏閣 小山内薫 小岩 居酒屋 山田美妙 岡本綺堂 岸田劉生 帝国劇場 帝釈天 幸田露伴 庭園 御膳 数寄屋橋 文左亭 料理 日本橋 日本海庄や 木村壮八 木村荘八 東京 柳橋 柴又 柴又帝釈天 柴田流星 正岡子規 武蔵野 水元公園 永井荷風 江戸 江戸川区 池袋 洋食 洲崎 浅草 浅草寺 浅草神社 淡島寒月 深川 湯島 濹東 炒め物 牛繁 牛鍋 玩具 田中貢太郎 田山花袋 番町 癒し 百花園 皿屋敷 目黒 神田 神社 神谷バー 秋桜 稲荷神社 総合レクリエーション公園 フラワーガーデン 羊羹 聖堂 花火 茨城 葛飾 買い物 都内 野村胡堂 銀座 銚子 鐘ヶ淵 長谷川時雨 閻魔大王 隅田川 雷おこし 青空文庫 食事 飲食 鬼子母神 鶏の唐揚げ 麻婆豆腐 麻布

芝、麻布 小山内薫 青空文庫より〜

2017/04/06 13:53
芝、麻布 小山内薫 青空文庫より〜 『あばよ、芝よ、金杉よ。』  子供の頃、一緒に遊んでいた町の子達と別れる時、よく私達は歌のように節をつけて、こういった。  私は麹町の富士見町で育った。芝といえば――金杉といえば――大変遠いところのような気がした。 『あばよ、芝よ、金杉よ。』  今でも、この一句を口ずさむと、まだ電灯のなかった、薄暗い、寂しい、人通りの少ない、山の手の昔の夕暮が思い出される。  その芝というところと私が関係を持つようになったのは、三田の慶..

続きを読む

東京に生れて 長谷川時雨 青空文庫より〜

2017/04/02 17:43
東京に生れて 長谷川時雨 青空文庫より〜  大東京の魅力に引かれ、すつかり心醉しながら、郷里の風光に思ひのおよぼすときになると、東京をみそくそにけなしつける人がある。どうもそんな時はしかたがないから、默だまつて、おこがましいが、土地ツ子の代表なやうに拜聽してゐる。  大震災のあとであつた、ある劇作家が言つた。 「東京つて、起伏をもつてゐる好いところだ。昔は、さぞ好い景色だつたらう。」  言葉は違ふかもしれないが、さういふ意味だつた。私も同感の微笑ほゝゑみを送つ..

続きを読む

日本橋あたり 長谷川時雨 青空文庫より〜

2017/03/25 09:26
日本橋あたり 長谷川時雨 青空文庫より〜  その時分、白米の價あたひが、一等米圓に七升一合、三等米七升七合、五等米八升七合。お湯錢が大人おとな二錢か一錢五厘といふと、私は、たいした經濟觀念の鋭い小娘であつたやうであるが、お膳の前へ坐ると、頂きますとお辭儀じぎをするし、お終ひになると、御馳走さまといつたり、さうでもないと、默つて一禮して、お膳を下さげてもらうといつた、お行儀はよいが、世の中のことなんにも知らない、空々寂々くう/\じやく/\のあんぽんたんであつたのだ。 ..

続きを読む

花火と大川端 長谷川時雨 青空文庫より~

2017/03/17 11:57
花火と大川端 長谷川時雨 青空文庫より〜  花火といふ遊びは、金を飛散させてしまふところに多分の快味があるのだから、經濟の豐なほど豪宕壯觀なわけだ。私といふ子供がはじめて記憶した兩國川開きの花火は、明治二十年位のことだから、廣告花火もあつたではあらうが、資本力の充實した今日から見れば、三業組合――花柳界の支出費だけで、大仕掛のものはすくなかつた。  江戸時代の川開きとは、納凉船が集つてくる、五月廿八日から八月廿八日までをいつたものだといふが、納凉舟から打上げた花火..

続きを読む

佃のわたし 長谷川時雨 青空文庫より〜

2017/03/08 21:55
佃のわたし 長谷川時雨 青空文庫より〜 暗やみの夜更よふけにひとりかへる渡わたし船ぶね、殘月ざんげつのあしたに渡る夏の朝、雪の日、暴風雨あらしの日、風趣おもむきはあつてもはなしはない。平日なみひの並のはなしのひとつふたつが、手帳のはしに殘つてゐる。  一日のはげしい勞働につかれて、機械が吐くやうな、重つくるしい煙りが、石川島いしかはじまの工場の烟突から立昇つてゐる。佃つくだから出た渡船わたしぶねには、職工しよくこうが多く乘つてゐる。築地の方はうから出た..

続きを読む

大川ばた 長谷川時雨 青空文庫より~

2017/03/07 10:34
大川ばた 長谷川時雨 青空文庫より〜  大川は、東京下町を兩斷して、まつすぐに流れてゐる。  その古の相貌は、まことに美しい潮入り川で、蘆荻ところどころ、むさしの側は、丘は鬱蒼として、下總野しもふさのの、かつしかあがたは、雲手くもでの水に水郷となり、牛島の御牧みまきには牛馬が放牧されてゐた。北には筑波が朝紫に、西に富士はくれなゐの夕照ゆふばえにくつきりと白く、東南に安房上總は青黛のやうに、海となる空のはてに淡い。  このころこそ全くの隅田川で、 名にしおはばい..

続きを読む

もっと見る

スポンサーリンク